2/19発売の「ソード・ワールド2.5 リプレイBIG feat.データ&ガイド 剣と荒野と放浪者2」
紙書籍でようやく届いて、読み終わりましたので紹介文を書いていきます。
リプレイの内容には極力触れずに、データ&ガイドに焦点を絞った記事になっています。
- データがどれぐらい入ってるのか気になる
- どんな中身になっているのか
- 買うべきか悩んでいる
といった方向けの内容になっています。
他の書籍についてはこちらを見ていただければと思います。
本誌の前作、剣と荒野と放浪者の情報はこちらから
書籍情報
定価:2,750円
著者:ベーテ・有理・黒崎/グループSNE
出版:KADOKAWA
発売日:2022/02/19
判型:B5
ページ数:128
ISBN:9784040743905
KADOKAWAの書籍サイト
リプレイ
本書はリプレイ本としての側面が非常に強く出ています。
前作に続く形でリプレイは3話構成(4話~6話)で100ページ以上が使われています。
構成も文庫本と違い1ページが3分割されており、端にコラム用サイドバー、真ん中より2段が本文となっています。
フェローの情報、魔物情報(ルールブックの書式と同じ)、戦闘配置図、イラストが配置されており文庫サイズのリプレイに慣れていても、読みやすい構成になっていました。
- 前作の続きで3話構成(4話~6話)、総ページ100ページ越え
- 文庫版のリプレイに慣れていてもよみやすい構成
- 文庫ではできないような図やイラストの挿入
成長した放浪者
本誌では前回に引き続いてのキャラクターたちということで、キャラ作成時から幾らか成長したキャラクターで描かれます。
4話開始時点で4~5レベル
成長の際に、メイガスアーツで追加された「ウォーリーダー」技能も取得しています。
個人的にはメイガスアーツは買った方がいいと思ってますので、参考になる・・・かもしれません。
データ&ガイド
オーレルム地方
オーレルム地方はアルフレイム大陸南部の中央に位置します。
本誌ではリプレイ内で舞台になった、オーレルム地方の東を流れるゴード大河沿いの”双子港”アイリア/アリイアと”竜のおこぼれ”ゴルドラン公国とその技術「黄金呪刻術」が取り上げられています。
分量的には7ページです。
- “双子港”アイリア/アリイアの詳細
- “竜のおこぼれ”ゴルドラン公国の詳細
- 黄金呪刻術(ゴールドエンチャントメント)について
追加データ
新たな神
英雄を導く神テケルロコの概要とデータが載っています。
黄金呪刻術
新たな武具の加工方法「黄金呪刻術」が載っています。
前提として「黄金呪刻師」のコネクションが必要になります。
その後、加工する武具に呪刻を入れていく形式になります。
高ランク・高い必要筋力の武具ほど効果の上がるもので、使っては修理するタイプで使用にお金がかかる付与効果になります。
アビス強化とどちらかしかできないのが大きな特徴で、アビスカースが嫌いな人には良い選択肢になります。
買うべき人はどんな人?
- リプレイが好きな人(特にベーテ氏の雰囲気や過去リプレイ(USA、Rock’nRole)が好きな人)
- 前作の続きが読みたい人
- 新しい地方の設定や背景をみるとよだれが出てくる人
- 新しい神様・武具加工を使ってみたい人
こんな人は買って損のない本だと思います。
本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。
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