ひとときTRPG
書籍情報

ソードワールド2.5 魔導の学府ユーシズ の紹介

12/18発売の「ソードワールド2.5 サプリメント 魔導の学府ユーシズ」

読み終わりましたのでデータの詳細には触れないように紹介文を書いていきます。

  • どういった情報が書いてあるのか
  • GM・PLとして使える内容はどれくらい入っているのか
  • 買うべきか悩んでいる

といった方向けの内容になっています。

他の書籍についてはこちらを見ていただければと思います。

ソード・ワールド2.5 発行書籍一覧ソードワールド2.5 2021年8月31日でのルールブック関係の書籍一覧。購入オススメ順も書いています。...

書籍情報

ソードワールド2.5サプリメント 魔導の学府ユーシズ
定価:3,080円
著者:河端ジュン一、小山輝一郎/グループSNE 監修:北沢 慶
出版:KADOKAWA
発売日:2021/12/18
判型:B5
ページ数:128
ISBN:9784040743578

  1. ユーシズガイド
  2. ユーシズの冒険
  3. 追加データとユーシズ紀行文

の3部構成で本誌はできています。

ユーシズガイド

”魔法大国”ユーシズ魔導公国についての解説が載っています。

まずはユーシズの歴史や政治など、GMをする上で押さえておくと深みが増すような内容が書かれています。

次に東西南北、中央の5区の設備とNPC。

そして本誌の目玉、魔法学園「七色のマナ」の設定です。

  • 学校内の説明
  • 年間スケジュール
  • 全13学科の解説
  • 部活動
  • NPC
  • 各種GMの時に使用できる表
  • 選択ルール:授業判定

といった内容が扱われています。

制服に関しては、巻頭のカラーページにも載っています。

ユーシズの冒険

ここはどちらかというとGM向けの内容になります。

  • 簡易シナリオテンプレート

短いシナリオを作るための指標として準備されたテンプレートシートとその書き方になります。
サンプルもありますので、これを元にシナリオを作ってみるといいかもしれません。

  • 学園内冒険者ギルド支部<マギスイーパー>

学園内に存在する、特別な冒険者ギルド支部<マギスイーパー>についてです。
ユーシズで冒険を行う際に使うと便利な冒険者ギルドになっています。

  • シナリオ:知られざる天地使いの野望

これは少なめのルールで3時間前後、3-5人の短時間シナリオです。

  • シナリオ:自由の名の下に

少し成長して3レベル3-5人、4-5時間想定のシナリオです。

  • シナリオソース集

シナリオソースも4本掲載。

追加データとユーシズ紀行文

ユーシズで遊ぶには使ってみたい内容がたくさんあります。

  • 選択ルール:ガラス瓶の中のホムンクルス
  • 選択ルール:「七色のマナ」特別魔法行使学
  • 追加アイテムデータ
  • 追加魔物データ
  • ラクシア紀行文「ユーシズ編」

以上で構成されています。

選択ルール:ガラス瓶の中のホムンクルス

<ボトルドール>と呼ばれる、人工生命体を扱うルールです。

PCではなく、一緒に旅に出るマスコット的な仲間といった立ち位置です。

判定時の出目に「好きな数」「嫌いな数」があり、判定によってその目が出ると機嫌が変わって、何か効果が発生する。
といったものになります。

GMは確認する内容が増えますが、出目による良い事悪い事が普段よりも多くなるのが面白いところです。

選択ルール:「七色のマナ」特別魔法行使学

ソード・ワールド2.0にあった「秘伝」です。

名声を払って学派に入門し、名声を払って「秘伝」を習得します。

「秘伝」は戦闘特技を拡張して使えるといったものになります。

今回は魔法系の戦闘特技が「秘伝」になっています。

追加アイテム・追加魔物

追加アイテムは原則、非売品のものばかりですが、色々と面白いアイテムも多いです。
アイテム数は15アイテムになります。

追加魔物は19種類、うち魔神が3種でデーモンルーラー技能で使役できる数が増えています。

ラクシア紀行文「ユーシズ編」

著:北沢慶による、「七色のマナ」に所属する学生アーデのユーシズ巡りといった内容です。

アーデは表紙に書かれているナイトメアの女性キャラ、非常に魅力的です。

最後に

魔導の学府ユーシズ、どうだったでしょうか?

PLとしてもGMとしても興味のある内容が多くありました。

個人的には「七色のマナ」の学生として遊べる環境ができたことが一番の収穫でした。

縁もあり、オンラインセッションで遊ぶ機会ができたので、実際に遊べてどんな感じなのかが今からワクワクしています。

ソード・ワールド2.5の世界を広げたい人には買って損のない本だと思います。


本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。
(C)GroupSNE

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